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植栽②

緑のある暮らし

すっかり秋らしくなりましたね。

稲刈りがぐんぐん進んでいます。実りの秋本番は間も無くです。

 

さてこの分譲地には9つのルールが設けられています。

そのお話の前に久しぶりにおさらいです。

 

この分譲地のなすべきことは十日町に暮らす人の幸せが大好きなこの町の魅力拡大に直結して行く事の実現です。

理想の姿は十日町らしい、この町に最適な美しい住宅・暮らしが自然と連なり美しい街並みを形成することに寄与する事です。

具体的なやるべきことは、私たちが掲げるデザインコンセプト『意匠と性能』の両立です。

 

9つのルールその中でも植栽計画についてはハードルが高く感じる方もいるかもしれませんので少しお話しさせて頂きます。

B、C、D、E区画では敷地面積に対して8%の緑化・外構計画の予算取りが必須項目として掲げられていますがイメージし辛いかもしれませんね。

 

例えば、B区画を例にするとB区画の敷地面積 234.60 m2に対して8%なので 

234.60  ×  0.08  =  18.768 m2 が緑化・外構計画の条件面積となります。

 

もう少しイメージし易く言い換えますと、例えばB区画の奥行きが約17mですので 18.768  m2  /  17  m  =  1.104  m です。この計算を単純に当てはめますと、C区画との境界線17mの奥行きに対し1m15cm幅の植栽スペースがあればそれだけでもOKということです。ただしこの様な計画ですとあまりにも味気ないので、道路からのアプローチを含んだ外構面積に植栽や砕石を用いたりしてそこにコンクリートを打設したとしてもそこまで含んで面積計上OKとしております。玄関までの部分に効果的に植栽を取り入れていただくことで帰宅時、来客時にも気持ちよく玄関まで迎え入れる効果もありますしそういった部分で季節を感じる事も出来ます。まして何よりそういった少しの気遣いが小さく集まってこの分譲地を、ひいてはご近所・地域つまり十日町自体を豊かな街並みにするべく細やかな取り組みの連鎖の始まりに寄与出来るのではないかと考えています!コツコツ。

木の採用も勿論歓迎です。冬場の囲いのご相談にも方法をお教えさせて頂きます。リビングあるいは寝室から眺める風に揺れる枝葉の様子は時間を忘れて癒されます。自然が近くにある事はこの十日町らしい姿ではないでしょうか。私も自宅に3本の木を植えました。江戸彼岸桜と楓と南天です。江戸彼岸桜は大きくなり過ぎないとの事で採用。楓は葉っぱがカッコよく鮮やかな緑色から秋口の落葉まで真っ赤に染まるのがとても綺麗なので採用しました。南天は玄関鬼門方向に近い窓の前に。迷信採用。いずれもホームセンターで1,000円ちょっとで購入し自分で植えて、畑用の肥料をば少し拝借し今も元気に生い茂っております。植える位置を限定するとそれほど大きくなり過ぎず良い感じでゆっくり成長しています。今現在は居間から直ぐそばで揺れる桜の木を眺められる様になりました。とても気持ちがいいです。採用条件にも記載がありますが、成長後の樹冠(上から見下げた枝葉のサイズ)で必要面積を計算してもOKですので例え1本植えてもある程度育った仮想のサイズでOKです。少しづつ育つのを家の手入れと同じく長く楽しんでください。

プランニングをさせていただく時に配置図にプランを描かせていただきますのでそこで目安になる植栽外構計画を併せて記載します。思ったより少ないなと感じる程度ですのでご安心ください。9つのルールは結構ゆるいと度々申し上げた通りです!たっぷり採用したい方は言わずもがな歓迎いたします。

 

予算的には私がした様にご自分で出来ることを楽しんでいただくと抑えることも出来ます。それも勿論OKです!

大事なご予算の事ですので大体の目安ですが15〜20万円ほど総予算に計上して頂ければ条件を満たすことは可能です。当然ですがこちらで勝手に決める様なことはせず、こちらもご相談の上決めさせて頂きたいと思っております。こちらのお話も楽しんで一緒に計画しましょう。

 

新築とほぼ同時に自分で植えて

季節を何度も超えて

少しづつ着実に成長 9/15朝

畑もOKですし建物のみならず敷地全体で一緒に考えましょう。緑のある暮らし、是非この分譲地から。

 

100年続く工務店を目指して

SW.design yaezawa