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本③

吸収しては打ち出して

誰も言わない様ですので先に言ってみます。

梅雨明けです!

暑い暑い夏の到来ですね。何だか幼少期には無かったような気温が目に付く事が増えている様に思います。40度になる日もしばしばでこんな風に色々なことが変わっていくのですね。夏は好きなので良いですがくれぐれも健康ありきで快適に過ごしたいです。

 

さて8月突入でまだまだ忙しくさせて頂いておりますが仕事のアンテナは畳まずに過ごしております。不意に出会った良さそうな物に手を伸ばすのは、結局日々感度高く過ごしていることが非常に重要でチャンスも同様、ここまでの過ごし方がものを言いそれを自ずから掴みに行くかはもうそれまでに決まっている様に思います。誰の元にもチャンスは幾つも訪れていて、それに気がつけるか、そこまでの準備があるかないかでモノにするかずっと不遇を嘆くかが決まるのでしょうね。私は掴めるものは自分から掴みに行きたい方ですので日々素直に正直に仕事に邁進しています!

 

という事で気になってすぐ手を伸ばし手元に届いた本です。

 

別冊太陽

『海や山、森のそばで小さな平家に住む』

 

小さな平家に住むという特集です。敷地に街角を作るような小さな建物を寄り添うように配置したものや軽井沢は森の中に佇む作家で建築家の西村伊作の家族のための楽しいコテージ。また改修した海辺に建つ住宅など。ここ十日町地域は世界的な豪雪地帯で雪の処理が生活に直面しますので以前お話しさせて頂いたように計画初期段階の重要な点です。雪の始末が不便さと背中合わせになり得るのも事実。それでもこの本の中にあった門脇耕三さんのお話し『平家の小住宅は原始の建築である』の様にほんの江戸時代まではほぼ平家が民間人の住まいの大半を占めていた事などから考えても豪雪地であっても一度は平家の事を考えてみるのも面白いですし勉強になりそうです。確かにこの辺りの古民家に多いせがい造りや中門造りの住宅には天井が高く高い所に窓を設けて冬場の採光に利用しその部分は平家になっているものもまだ沢山現存しています。過去を学び未来を見据え今考える私達なりの雪国に最適な暮らしを平家でも。そんな事で幾つか計画を練ってみる事になりました。何らかの形でお目にかかれる様に準備していきたいと思っております!

 

こちらの本が先でしたが丁度良いタイミングでこのようなお話の運びになりました。

これはもしかしたら何かのチャンスかも?とポジティブに考え力一杯お仕事させて頂いております。

 

100年続く工務店を目指して

SW.design yaezawa 

オットマン快適です