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建築士

ハイネケンと法改正と

 さて、先日第一弾の出演者が発表されました今年のフジロック。この十日町市から車で会場まで通える距離ですので行かれる方も多いです。とっても個人的なお話ですがvulfpeckと山下達郎!両者とも土曜日の出演です。今の所土曜一択。見たすぎて楽しそうな現地を想像してしまいます。行けば絶対楽しい信頼のフジロックですが1日券のお値段が…早割もありますのでご興味のある方は是非。現地で会ったらハイネケンで乾杯しましょう。家で配信視聴濃厚ですが。

 

さて、先日簡単に触れた4月からの法改正ですが間近に迫っております。公的にも民間的にも確認申請機関の審査手数料が概ね出揃いました。軒並み増。審査基準をどう選択するかで審査料も審査量も異なります。全てのケースを書くのはここでは省くとしてこれまで通りの当社の設計仕様・手順ですとどの機関で申請してもおよそ10万円前後審査料が上がります。こればかりはご計画の方の負担増になりますのでご了承ください。外部の構造計算とオリジナルの断熱仕様を自社で省エネ計算というのが当社の進め方になります。今後変更もあるかも知れませんがご参考までに。

 

審査時間を短くするために内部の仕事が大幅に増えてその分お時間いただくのか、はたまた構造計算をせずに告示という法令をクリアする為に基礎に使われる鉄筋自体をこれまでより価格の高いものを選ばなければならないのか、など実は様々ございまして喧々諤諤の業界内部ですが企業毎の判断でおそらくこれまで通りの進め方を選ばれる事が多くなると予想されます。やり方は色んなルートが用意されていますので我々は一度仕事の手順を見直したり必要ですが時間が経てばこなれて緩和されたりスムーズになったりという事は予想されます。その点もご理解頂けますと幸いです。

 

私が作り上げた訳ではなく、この会社の伝統を愚直に守って来ただけなのですが、当社では全棟構造計算、省エネ計算で数値を出すという事を私が入社する前から実施していました。凄。ですので特別怯む事はありません。大切な事と認識出来ないとあっという間に楽な方に流れたり放言されるのを嫌というほど目にして来ましたがツボと言いますか芯になる部分を理解してブレない事って私は何とも思いませんが大切な事で人によっては結構難しい事なのですね。

 

一度決めた事でずっとやり続ける事はある意味正当なのでしょうが、仕事をさせて頂く今という意味の最先端に居続けて自分の持ち場・職種・職務を全うしようと思ったら常にアンテナを張り巡らせて時代にフィットし続ける覚悟は必要な事だと思います。それまでに確固たる土台を形成出来ていたらよりブレずにお仕事させていただけそうです。建築の事が好きで好きでやり続け、同時並行的に今の情報に心を傾け続ける。『意匠と性能』どんなお話も自分で手を伸ばして掴める所に居ていつでも自分毎として解釈する。こんな事も大切に設計という仕事をさせて頂いております。

 

普段いちいち意識しませんが

建築士免許を取得して20年以上経ち

1級を取得してからは約15年ほど。

歳は確実に重ねましたが

心持ちはブレていませんし

積み上げたもののお陰で

より動きやすくなった様にさえ思います。

 

100年続く工務店を目指して

SW.design yaezawa 

昨年こっそり食べたたい焼き

こっそりがいっそう美味しくしている気がします